転職はキャリアの新たなスタートですが、その後も継続的な自己評価と成長は重要です。
転職後のキャリアとスキルの棚卸しを定期的に行っておけば、次に転職活動をしたくなった際も負担なく始めることが出来ます。
新しい環境での自己評価
新しい職場に来てスキルアップしたことや身についたことを整理します。
また、経験ある業務でも関わる規模・金額など定量的に評価できるものは評価し、アップデートがあれば職務経歴書に反映しておきましょう。
また、新しい職場で知識・スキル不足を感じることがあれば、後述する継続的なスキル開発を行う対象として認識しておきましょう。
短期目標と長期目標の設定
転職後は目の前の課題対応に追われたり、それが終わったら漠然と働いてしまいがちです。
短期・長期それぞれの目標設定を行うことで、漠然と過ごすことを防ぐことが出来ます。
短期目標では「直近、この職場でこのようなスキルを身につけよう！」といった具体的なレベルで考えておきましょう。
長期的な目標では、キャリアパスを含めて「5年〜10年後には○○の職種に就こう！」や「管理職を目指す」などある程度の方向性を持って成長イメージを考えておきましょう。
継続的なスキル開発
目標設定を行ったら、その目標に即してスキル習得していきましょう。
業務上で習得が難しい知識やスキルであれば、Udemyのようなオンラインコースの利用がお手軽です。
定期的なフィードバック
目標設定に対して、どの程度進捗があるか？を定期的に自己レビューしましょう。
会社の目標・評価面談も有効活用することで、上司からのフィードバックをもらうことが出来ます。
また、定期的に職務経歴書の記載をアップデートすることで、自然と自身のスキル向上度や目標到達度を可視化することが出来ます。
ネットワーキングの強化
ネットワーキング＝人間関係・人脈を強化することで、仕事が進めやすくなったり今後のキャリアアップに役立つ場合があります。
身近なネットワーキング
普段の仕事で関わる中でのネットワーキングです。
自部署や隣接した部署の人との関わりの中で人間関係を構築していきましょう。
１つ外に出てみるネットワーキング
社外のイベント・セミナーなどに参加して人間関係を構築するパターンです。
現職とは異なる環境や仕事内容、技術要素に興味がある場合は社外の情報・ネットワーキングを積極的に活用しましょう。
同僚が他社へ転職した際に、リファラルで同じ会社へ転職できる可能性も出てきます。
キャリアパスの再設計
新しい職場で働き始めて時間が経過してくると、自分のやりたいことにも変化が生まれてきます。一方で、自分自身の出来ることも増え、方向性が定まってきます。
それらを考慮してキャリアパスの再設計を行いましょう。
自分の現在のポジション・スキルから、次に行ける可能性のあるポジションをリサーチ・検討します。これは、あなたのポジション・スキルによっていける先が変わってくるので、自分で考えることが難しい場合はIT特化の転職エージェントに相談すると効果的です。
次の目標に向けて必要なスキルセットを洗い出したら、今後の学習計画に加えていきましょう。
まとめ
転職後のキャリアとスキルの継続的な棚卸しは、自身とキャリアを成長させる上で重要なプロセスです。
新しい環境での適応、目標の設定、スキルの継続的な開発、フィードバックの活用、そして定期的な自己評価を通じて、自分のキャリアパスを常に最適化し続けることが求められます。
前の記事：