転職活動を始めるにあたってのおおまかな流れを把握し、具体的なタスクや速度感を理解しておきましょう。
この記事では、一般的な転職手順・ロードマップをお伝えします。
対象読者:
現在IT職で、次もIT職への転職を考えているが、転職が初めてでどのような手順で進めればよいか分からない人
就職・転職活動の大まか流れ
自己分析
自分がしたいことと自分が出来ることを理解します。
自分のしたいことを分析する
転職を考えているということは、何かもやもやを心の中に持っているはずです。
その正体を言語化して、自分の中でも理解しておきましょう。やりたいこと・なりたいキャリアの軸を作っておくことが転職活動成功への近道です。
自分のスキルを棚卸し・分析する
転職活動にあたって武器となるのが自分のスキルや経験です。
提出先企業に職務経歴書を読んでもらう上で何が武器になるか?面接で何をアピールするのが効果的か?を意識しながら棚卸しをしましょう。
履歴書・職務経歴書の作成
転職のため企業へエントリーするためには履歴書と職務経歴書が必要です。フォーマットは各転職サービスのサイトでダウンロードできるので、適当に選んでダウンロードしましょう。
リクナビネクストが公開しているテンプレートを使っています。一度作ったら、それをメンテナンスすることでずっと使い続けられます。
アラサンの場合は、初めての転職の時から履歴書についてはそんなに頭を使って作成する必要はありません。提携的なフォーマットに個人情報を入力していくだけです。
職務経歴書については、入念に準備する類のものです。面接の場でも、面接官は職務経歴書の見ながらあなたのスキルや経験を推しはかります。あなたがこれまでの仕事で得てきた経験・スキルをわかりやすく記載しましょう。
書き方がわからない人は転職における職務経歴書の書き方を参考にしましょう。
求人選定・応募
求人を選定する上で、業界と企業について研究しておきましょう。
業界研究
IT業界にどのような会社や仕事があるのか知らない場合は、以下の記事で概要をざっくりと掴んでおきましょう。
その上で、自分はどの業界でどのような仕事をしたいか考えてみましょう。
企業研究
応募先企業を選ぶために、企業研究を行います。
リサーチのポイントはたくさんありますが、自分が重要視するポイントに絞ってチェックすることで効率化していきましょう。如何に低コストで自分のマッチしたところを探すか?が重要です。
求人票選定
業務内容が自分のやりたいこととマッチしており、自分のスキルでもMUST要件を満たせそうな求人票を選定します。
やりたいこと=自己分析で洗い出した内容、自分のスキル=スキル棚卸しで洗い出した内容です。
求人は各企業のコーポレートサイトの求人ページを見てもよいですが、リクナビネクストなどの転職サービス・アプリを利用する方が多くの求人票を閲覧できて効率的です。
選考
多くの場合、書類選考および複数回の面接を経て内定をもらうことができます。
この段階では職務経歴書作成は済んでいると思いますので、面接対策を行なって選考を受けます。
内定
多くの場合、内定と共にオファー面談を設定されて転職後の想定年収額を提示されます。その年収で納得がいけばそのまま内定を承諾して入社手続きに移りましょう。
年収額に納得がいかない場合は、このタイミングで給与交渉することになります。
退職
現職を退職します。
基本的には退職予定日の1ヶ月前までには、会社へ退職の意向を伝えるのが一般的です。
有休消化を考えている場合は、より余裕のもったタイミングで退職を伝えましょう。
転職後の継続的キャリア改善
転職をした後もキャリアは続きます。
転職直後、5年後、10年後を見据えたキャリア設計・棚卸しをしていきましょう。